変形性膝関節症とは
体重や加齢などの影響から膝の軟骨がすり減り、軟骨が傷つくことで関節に炎症が起こり膝に強い痛みを感じるようになります。
やがて軟骨が痛むと動かした時の衝撃が吸収出来なくなり非常に強い痛みを生じます。
女性に発生することが多く、加齢、肥満、外傷なども変形性膝関節症の発生に関与することもあります。
変形性膝関節症になると、膝の痛みの為あまり歩かなくなり、脚の筋肉が衰えていきます。膝を守っている筋肉が衰えるとさらに膝に負担がかかります。このような悪循環から脱するためには早期に治療を受ける事が大切です。早期に治療を受ければ痛みをコントロールして進行を遅らせる事が出来ます。
【症状】
・運動した時の痛み
最初は立ち上がる時、歩き始める時など、膝に体重がかかりやすい時に痛む事が多い。
さらに進行すると階段の上り下りの時、正座をした時、特別な動作をした時にも痛みが生じるようになります。じっとしていると痛みは軽くなりますが、病気が進行していくと安静時でも痛みがとれない事があります。
・膝に水がたまり、膝が腫れる
関節に炎症が起こり、膝のお皿の周辺に水がたまります。水がたまると膝が腫れて、痛みが生じたり膝が動かしにくくなったりすることがあります。
・膝の動作障害
正座やしゃがむ等の膝を曲げる動作が難しくなったり、立ち上がり動作での膝を伸ばす事が難しくなったりします。また、歩き始める時に横にぶれる事があります。
【原因】
・加齢
関節の中にあって軟骨に栄養を供給しているヒアルロン酸が加齢に伴い減少する事で、軟骨が傷つきやすくなる。
・太りすぎ
人が歩く時には体重の約3.1倍の負荷が膝にかかります。例えば60kgの人では約180kgの負担が膝にかかっていることになります。体重が重いほど膝に負担がかかりやすく、軟骨や半月板が傷つき発症しやすくなります。
・姿勢
猫背などで歩く姿勢が悪い場合には、普通の姿勢で歩く時よりもさらに膝への負担が大きくなり発症しやすくなります。また、O脚は膝の内側に体重がかかることが多くなり、内側の軟骨が傷つき痛みを発症する事があります。
・運動不足
運動不足で脚の筋肉が衰えてくると膝に大きな負担がかかってしまい、膝の関節でクッションの役割をしている軟骨が傷つき、膝を動かした時の衝撃が吸収できにくくなって痛みを生じます。
・性別
女性に多く発症する事が分かっています。理由は明らかになっていませんが、閉経などホルモンのバランスも影響していると考えられています。
【当院で行う変形性膝関節症の治療】
・干渉波
・ハイボルテージ
・マッサージ
・モアクトテクニック(筋膜リリース治療)
・鍼
・運動療法
【変形性膝関節症の予防、対策】
・適度な運動を続ける
・全身を伸ばすストレッチを行なう
・左右の筋力差、可動域の差をなくす
など様々な対策が考えられます。
・身体の使い方を改善させる
予防・対策を習慣にするだけで大きく変わります。出来る範囲で毎日続ける事を目標に、動かせる範囲を大きくして、それを維持するように心がけましょう。
045-353-8170
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