急性腰痛は、いわゆるギックリ腰とよばれ、腰の筋肉、靭帯、関節といった場所が炎症を起こし、強い痛みのため腰椎の運動制限が強く、腰を前や後ろに曲げたり、左右に捻ったりの動作も難しくなります。

腰部椎間板の断裂、ヘルニア、腰部椎間関節症、腰椎圧迫骨折などが原因として考えられます。

ギックリ腰はどんな時に？

・物を持ち上げた時

・腰を捻ったり伸ばした時

・顔を洗う時

・せきやくしゃみをした時

・ベッドから起き上がる時

・犬の散歩でいきなり引っ張られた時

・野球やゴルフ等の軽く素振りをした時

・赤ちゃんを抱っこした時

・日常の何気ない動作をした時

に突然腰痛が生じ動けなくなる状態を言います。

【ギックリ腰の対処法】

ギックリ腰の大半は数日～数週間で症状が落ち着いてきますが、発生直後の痛みは耐え難いものです。

基本的には安静にして患部を冷やしていくアイシングが必要です。身体を無理に動かさず、まずは最も楽な姿勢でゆっくりと深呼吸を繰り返しましょう。

しばらく深呼吸を繰り返していると、それだけで過度に緊張した筋肉が緩み痛みが落ち着いてくる事があります。

痛みが落ち着いてきたら少しずつ動いて、痛みが再発しないように安静にして過ごしましょう。

【当院で行うギックリ腰の治療】

・アイシング

・ハイボルテージ

・マイクロカレント（微弱電流）

・マッサージ

・はり

・筋膜リリース（モアクトテクニック）

・干渉波

・超音波　

・運動療法