足関節捻挫

スポーツの現場だけでなく、日常生活でも起こりやすい怪我の一つが、捻挫です。

特に足関節捻挫は、一度なるとクセになりやすいと言われています。
しかしそれは、受傷後の正しい処置とその後のリハビリや筋力トレーニングで防ぐことができます。

 

【捻挫の損傷程度による分類】

Ⅰ度 靭帯の一部が伸びるもの

Ⅱ度 靭帯の一部が切れるもの

Ⅲ度 靭帯が完全に切れるもの

 

 

《足関節》

足関節(距腿関節)は上跳躍関節とも呼ばれ、脛骨、腓骨、距骨によって構成される螺旋関節である。距腿関節を補強する靭帯は外側側副靭帯と内側側副靭帯に大別されます。

 

【外側側副靭帯損傷】

足関節を内返し(足裏が内側を向く)する事によって発生します。外側側副靭帯は存在部位により、前距腓靭帯、後距腓靭帯、踵腓靭帯の三つに区別され、臨床的にもっとも多くみられるのは前距腓靭帯の損傷です。前距腓靭帯には足関節の内返しを抑制する機能だけでなく、距骨の前方移動を抑制する機能もある為、同靭帯の損傷(Ⅱ度、Ⅲ度)では足関節内反動揺性、前方引き出し症状が著明となります。

 

【内側側副靭帯損傷】

足関節の内側側副靭帯は存在部位により脛舟部、前脛距部、脛踵部、後脛距部の四つに区分されます。全体として三角形の形状をしている為、三角靭帯とも呼ばれています。内側側副靭帯損傷は足関節を外がえし(足裏が外側を向く)することによって発生しますが、外側側副靭帯に比べ強靭であり、しばしば内くるぶしの裂離骨折となります。

【症状】

疼痛、腫脹がみられ数日後に皮下出血斑が出現する。

受傷直後は疼痛のため起立不能となることもあるが、しばらくして歩行可能となる場合もあり、疼痛や腫脹と損傷程度は必ずしも一致するわけではありません。受傷時の肢位を強制的にとらせると、疼痛が誘発されます。

 

【治療法】

初期には損傷度の軽重に関係なく、RICE処置の原則に従いアイシングを行ない、疼痛部に圧迫枕子を当て、包帯固定および高挙。損傷程度によってテーピング、厚紙副子、プラスチックシーネ、金属副子などで固定。2~3週間後、固定を除去して腫脹の状況や不安定性を確認。部分断裂では約3週間の固定後、サポーターやテーピングを使用して後療法を行ないます。完全断裂では約6週間の固定が必要です。固定除去後も不安定性の強いものや、若年者で活動性の高い患者様には、観血的に靭帯修復術が行われます。

 

【後療法】

急性症状が消退すれば物理療法、手技療法を行ない、固定期間中から足関節部の等尺性収縮運動を行なわせます。とくに足̪指部の運動療法は早期から行なわなければなりません。

固定除去後は関節拘縮防止のため、物理療法、手技療法の後、足関節伸展(背屈)、屈曲(底屈)の自動運動を指導し、長・短腓骨筋、第3腓骨筋の強化によって外がえし運動の回復を図ります。

スポーツ選手は再発防止のため、受傷後3~6ヵ月間、サポーターまたはテーピング固定をしてスポーツを行なわせます。

固定の不備や固定期間の不足のため、靭帯の癒合が十分でない場合には足関節は不安定で動揺性を残し外傷性足関節症となるので注意します。

 

 【当院で行う捻挫の治療】

・RICEの基本原則

  Rest(安静)

  Icing(冷却)

  Compression(圧迫)

  Elevation(挙上)

・超音波

・マイクロカレント(微弱電流)

・ハイボルテージ

・マッサージ

・モアクトテクニック(筋膜リリース)

・鍼

・運動療法

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